お手伝いへ

この頃携帯電話の調子が悪くって修理に出しているせいで

借りた携帯電話を使用中です。

あまり機能は変わらないけど・・・使いにくいです;;

(こんなにも携帯電話を頼りに生きている自分にかなり驚きでした。)

 

さて、そんな使いづらい携帯に知り合いからメールが

「Iさんが、ブーケを施設でデモンストレーションするってきいてます?・・・」

半年位前に病気で半身不随となってその施設で過ごすIさん

片手で出来る作業ではありません。

そして花の手配などもどうなっているのやら??

 

調査の結果、ようやく状況も見えてきて、

親戚のお嬢様のブーケをどうしても作りたくって、

「どうせここで(施設)で作るなら皆様に見ていただきたい。」と思われたみたいです。

 

お花屋している友人が花材を準備しているということで、

みんなで急遽お手伝いに行きました。(2名+花経験者2名)

 

お花を触っているIさんはしっかりとした目の輝きがあり

こだわっているデザインが頭の中に湧水のように溢れてきて

グリーンの細やかな流れやお花の位置にひとつひとつ思いが伝わってきました。

 

やはり本人の片手でのテーピング(花に通したワイヤーにテープを巻く)は難しく

指示を受けながらパーツを揃え組んでいきました。

 

施設での時間制限がある中なんとか完成し、

Iさんも満足だった様子に安心しました。

 

若いころ

Iさんご夫婦の家が近いこともあり、よくお邪魔しては夕飯も頂き、

「お風呂も入って行きなさい。」

などと言われ、遅くまでいたものです。

本当によく面倒を見ていただいたIさん。

 

今までの恩はどれだけお返しできるでしょう。

感謝しても足りないくらいのIさんです。

 

そして施設の方へIさんは「夢」を語る・・・

「皆様に小さくてもいいの。たんぽぽや、クローバーなんかでね、小さなアレンジを

ここで作って頂ける会が開きたいの。ね、良いと思いません?」

 

つくづく

人に優しい人

って思った。

 

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